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「フロンガス」をリサイクルしたインターロッキングブロック



フロンによるオゾン層破壊
地球を取り巻くオゾン層は成層圏(上空約20km〜30kmのところ)で一定量に保たれ、太陽光に含まれる有害な紫外線を吸収します。遠い昔、海や川にしか住めなかった生物たちが陸に上がってこれるようになったのも、このオゾン層のおかげです。
しかし近年ではフロンによりこのオゾン層が破壊されています。 オゾン層が破壊されることにより主に以下の問題が発生します。

・地球温暖化
・皮膚がんや白内障など人体への影響
・生態系の破壊
・光合成抑制による農業被害

フロンは各種スプレー製品、冷蔵庫、カーエアコンなどの身近 なところで広く用いられてきました。
フロンは大気中に放出されると対流圏(地表〜約10km)でほとんど分解されず、5〜10年程度かけて成層圏に達します。
太陽からの強い紫外線を受けて分解し塩素(CI)を放出します。この塩素がオゾンを分解する原因物質であり、1個の塩素原子によって数万個のオゾン分子が連鎖的に分解されるといわれています。
「フロン回収破壊法」が施行
この問題に対し国際的にも、1992年のモントリオール議定書第4回締約国会合においてフロン等の回収・再利用・破壊の推進が決定され、現在ではオゾン層への影響の少ないフロンが使われるようになりました。
しかし今後の課題として、これまで冷蔵庫やカーエアコンなどで使用されてきたフロンをどのようにして処分するかという問題が残されています。
そこで、日本の施策においても、いよいよ2002年4月にフロン回収破壊法が施行されました。
インターロッキングブロックへの再利用
カーエアコンのフロンを分解してリサイクルする例を紹介します。
新明和オートエンジニアリングで取り組んでいる「アークプラズマ方式」では、放電により空気をプラズマ化して超高温(約1万℃)のアークを発生させ、そこにフロンと水蒸気を送り込んで瞬時に分解処理することができます。
分解ガスを消石灰液中で冷やしながら中和し、CaF2(フッ化カルシウム)などに変化させ脱水機にかけて取り出します。
CaF2は無害で安定した物質ですので、インターロッキングブロックなどの原料として再生利用します。

フロンの破壊・再利用のイメージ
環境白書(平成12年版)によると、フロン破壊処理施設は平成11年度末で40施設あり、平成11年度のフロン破壊処理量は1,004tと平成10年度の760tに比べ約1.3倍に増加しました。しかし、循環型社会に相応しいフロン分解システムの完成のためには、分解時に副生する分解物の再利用が必要なのです。
以上は、アークプラズマ方式を導入している前橋市のカースチール株式会社の協力のもと、足利大学との共同の研究です。
強度などの諸性能を満足することが確認されましたが、今後も耐久性など長期的に調査していきます。

施工面積100m2で自動車約1,140台分のフロンをリサイクル
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TECHNOLOGY
Vol.7 ブロック塀のReduce!

Vol.6 「フロンガス」をリサイクルしたインターロッキングブロック

Vol.5 大気を浄化する化粧ブロック「ソアラブリック」

Vol.4 太陽を浴びて大気浄化(光触媒技術)

Vol.3 木炭の神秘

Vol.2 熱環境と舗装

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